激子です。
こちらでは「玄・鉄火場の激子さん」の各パラメーターの設定について説明します。
「玄・鉄火場の激子さん」設定の変更方法
!注意!
※Lotsについて
本EAは最低ロットの「0.01」でも十分利益を狙える仕様となっております。 ロットを変更するということは、その分証拠金を失うリスクも上がることを十分に理解した上で変更するようにしてください。
※変更時の注意点
本設定変更は自動売買がOFFとなっていることを確認したうえで行い、変更後は必ずMT4の再起動を実施してください。
①「玄・鉄火場の激子さん_口座番号」の横の顔のマークをクリックします。
②「パラメータの入力」タブをクリックします。
③「値」欄をダブルクリックして各パラメーター値を変更後、「OK」をクリックします。
※変更後はMT4を再起動するようにしてください。
以上で各パラメーター値の設定は完了です。
「玄・鉄火場の激子さん」の各パラメーターについて
①MagicNumber:マジックナンバー(デフォルト値:20200321)
EAが自分の取引かどうかを判別するコード。そのため、この数字が同じEAを同一の口座で複数稼働させると不具合が生じます。裁量取引の場合のマジックナンバーは0のため0に設定すると裁量取引にも影響が出ます。
ポジションを持った状態でこの数字を変更すると、変更後はそれまでに持ったポジションを無いものと判断します。従って、この数字を変更する場合はポジションを持ってない事を確認した上で変更するようお願いします。
②Currency Pair:通貨ペア(デフォルト値:EURUSD)
「玄・鉄火場の激子さん」はプルダウン形式でEURUSD/GBPJPY/AUDNZDの3つの中から稼働させたい通貨ペアを選んで稼働頂けます。
③Lots:ロット数(デフォルト値:0.01)
XMTradingのスタンダード口座での1通貨単位は10万枚で、最小ロットは0.01(1000枚)となります。ここの数値を変更する場合、相応のリスクがありますので十分な証拠金を用意し、自己責任でお願いします。
➃Lot Table Mode:ロットテーブルモード(デフォルト値:1/1MODE)
激子倍率(Team激子考案によるオリジナルかつ変則的なナンピン倍率)を1/1とし、その1/2、1/3(端数切り上げ)の倍率での稼働が選択できます。
※Lot:0.01における激子倍率・Totalロットをこちらで公開しておりましたが、盗用事例も見られることから非公開とさせて頂きました。ご了承ください。なおTeam激子によるEA以外での激子倍率の使用は許可しておりません。
⑤Average Down Value:ナンピン幅(デフォルト値:8.5)
旧激子さんシリーズと異なり、ナンピン幅を数値にて入力頂けます。デフォルト値は旧激子さんシリーズのオリジナル設定(祭・鉄火場の激子さんEURUSDのSide-A)となっております。pips値で設定ください。
※ポジションを持った状態でこの値を小さく設定しますと、一気にポジションを持つ可能性があります。設定変更を行う場合はポジションが無いことを確認の上変更ください。
※GBPJPYで稼働させる場合、ボラティリティが大きいためデフォルト値での稼働は相当な証拠金が必要となります。EURUSD以外で稼働させる場合はバックテスト等で必ず確認の上設定してください。
※「玄・鉄火場の激子さん」は、ロジック上2Step目、3Step目はここで設定した値の半分の値でナンピンを行います。(従来の「鉄火場の激子さん」シリーズと同様です)
⑥Profit Value:利確幅(デフォルト値:4.0)
旧激子さんシリーズと異なり、ポジショントータルの損益分岐点からの利確幅を数値にて入力頂けます。デフォルト値は旧激子さんシリーズのオリジナル設定(祭・鉄火場の激子さんのSide-A)となっております。値が小さければ利確が早い反面利益が薄く、値が大きければ利益は多くなりますが利確が遅くなります。pips値で設定ください。
⑦Max Position:最大ポジション数(デフォルト値:25)
保有する最大ポジション数を設定します。
ここで設定したStep数以上のナンピンは行いません。ここで設定したStep数を保有しナンピンが停止した状態で更にマイナス方向に相場が動いた場合、ナンピンを止めず継続的してナンピンを行った場合と比べ、利確にはより大きな反発が必要となるため場合によっては利確できず大きな損失が生じることがあります。
⑧Cut Loss:損切り幅(デフォルト値:0.0)
「Max Position」を設定した場合、そこからどれだけ損失方向に相場が動いたら損切りするかの設定となります。
pips 値で設定してください。(0:off)
この値を小さく設定すると損切りが頻発し資産を失う場合もありますのでご注意ください。(稼働前に必ずバックテストにより確認するようにしてください)
⑨Profit Shrink Level1:利確優先 1st(段数)(デフォルト値:0)
Profit Shrink Margin1:利確優先 1st(利確幅)(デフォルト値:0.0)
この 2 つのパラメーターはセットで利用します。
ポジション数が多くなると利益は少なくてもいいから決済してほしいと思う場合もあると思います。
Shrinking Profit Level 1 を設定すると、保有ポジション数(Step)がこの値以上となった場合、損益分岐点の価格から Profit Shrink Margin1 で設定した pips 値移動した価格を新たに決済予定価格とします。通常より決済しやすくなりますがその分だけ利益は減ります。
※Shrinking Profit Level 1 を設定した場合は ProfitShrinkMargin1 も併せて必ず設定してください。Profit Shrink Margin1 が OFF のまま Shrinking Profit Level 1 を設定した場合、エラーとして EA を停止させる仕様になっています。
※ProfitShrinkMargin1は値が小さい場合トリガーから決済までの間の価格変動によって損失出やすいため1.0以上の設定で機能するようにしています。1.0未満の数値の設定自体は可能ですが機能しませんので1.0以上を設定ください。
※ProfitShrinkMargin1 はProfit Valueで設定した値より小さい値を設定してください。大きい値を設定した場合、エラーとして EA を停止させる仕様になっています。
設定例:通常4.0pipsで利確させ、15Step以降は2.0pipsで利確させたい場合
⑩Profit Shrink Level2:利確優先 2nd(段数)(デフォルト値:0)
Profit Shrink Margin2:利確優先 2nd(利確幅)(デフォルト値:OFF)
この 2 つのパラメーターもセットで利用します。
Shrinking Profit を 2 段階で設定する際に使用します。
Shrinking Profit Level 2 を設定すると、保有ポジション数(Step)がこの値以上かつ Shrinking Profit Level 1 未満の場合、損益分岐点の価格から Profit Shrink Margin2 で設定した pips 値移動した価格を新たに決済予定価格とします。通常より決済しやすくなりますがその分だけ利益は減ります。
これにより、例えば1Step~5Stepまでは通常利確、6Step~10Stepは損益分岐点から3pipsで利確(Level2で設定)、11Step~15Stepは損益分岐点から2pipsで利確(Level1で設定)といった設定が可能になります。
※Shrinking Profit Level 2 を設定した場合は Profit Shrink Margin2 も併せて必ず設定してください。Profit Shrink Margin2 が OFF のままShrinking Profit Level 2 を設定した場合、エラーとして EA を停止させる仕様になっています。
※Shrinking Profit Level 2 は必ず Shrinking Profit Level 1 より小さい値を設定してください。Shrinking Profit Level 1 以上の値をShrinking Profit Level 2 に設定した場合、エラーとして EA を停止させる仕様になっています。
※ProfitShrinkMargin2は値が小さい場合トリガーから決済までの間の価格変動によって損失出やすいため1.0以上の設定で機能するようにしています。1.0未満の数値の設定自体は可能ですが機能しませんので1.0以上を設定ください。
※ProfitShrinkMargin2 はProfit Valueで設定した値より小さい値を設定してください。大きい値を設定した場合、エラーとして EA を停止させる仕様になっています。
設定例:通常4.0pipsで利確させ、10Stepを超えたらは3.0pipsで利確、更に15Step以降は2.0pipsで利確させたい場合
⑪Max Order Volume:注文ロット数上限(デフォルト値:50)
変則マーチンゲールでポジションの都度ボリュームが大きくなりますが、ここで設定した値を超えるポジションは、すべてこの値でのオーダーに置き換わります。
その分、損益分岐点が遠くなりますのでご注意ください。枚数(Lot)で設定してください。
デフォルト値50は、XMTradingの1オーダーあたりの最大値となります。
※ここの値を③のLot値と同じにした場合、マーチンゲールを行わないナンピンEAとして稼働させることが出来ます。
⑫SpreadLimit:スプレッド制限(デフォルト値:0)
週明けなど、スプレッドが広くなるタイミングにおいて不利なポジションを持たないようにする設定です。スプレッド値がここで設定した値以上となった場合に 1Step の新規ポジションを持たないようになります。point 値(1point=0.1pips)で設定してください。(0:off)
但し、2Step 以降のナンピンによる新規ポジションのオーダーについてはこの設定によらずナンピンルールに基づき実行されます。
⑬New Order Open Time(hh:mm):1段目オーダー開始時間(デフォルト値:0:00)
New Order Close Time(hh:mm):1段目オーダー終了時間(デフォルト値:24:00)
(従来のバージョンにあった週末停止モードは、これらのパラメーターに統合されました。)
Monday~Friday(月曜~金曜)にかけて曜日毎に稼働時間を設定できます。MT4のサーバー時間(サマータイム期間:日本時間-6時間、通常期間:日本時間-7時間)指定ですので、日本時間との間に時差が生じます。ご注意ください。例えば月曜日の00:00~24:00というのは日本時間に直すと、サマータイムの場合:月曜日の6:00~火曜日の6:00、通常期間の場合:月曜日の7:00~火曜日の7:00となります。サマータイムの切り替え時期などについては、事前に外国為替証拠金取引所からメール等で告知がありますのでご確認ください。
このパラメーターのOpenで指定した時刻以降、Closeで指定した時刻までの間、新規ポジション(1Step目)をオーダーします。
また、既に持っているポジションを強制決済することはありません(ナンピン・マーチンゲールの性質上強制的な決済は大きな損失が生じる可能性があるため)。
また2Step 以降のナンピンによる新規ポジションのオーダーについてはこの設定によらずナンピンルールに基づき実行されるため、設定時刻以降にポジションが大きくなる、週末持ち越すといった場合も起こり得ます。
※その日一日停止したいという際には、Open、Close両方の時刻を削除してください。
例:水曜日22:30(MT4のサーバー時間)に停止して木曜日は完全停止する場合
※設定値の変更もリスクを伴う場合があります。それらを十分理解した上で、ご自身でバックテスト等で検証して頂いた上で採用してください。